子宮筋腫の手術はこんなだった。
前日に下剤を飲み朝すっきりさせ
朝8時半、最後のトイレを済ませ手術着の着替える。
病室まで看護師さんがお迎えに来た。
車いすに乗って手術階へ裏のエレベーターで向かいます。
まだまだピンピンの私は車いすが恥ずかしい。
4階へ行ったら急に別世界のワールド
広ーーい空間に手術室が両脇にずらり並んでいる。
いる人たちは皆てきぱきと笑顔で活気がありイッツァスモールワールドに入ったみたい。
緊張して強張ってる患者たちの車いすが列になり一人づつ名前を確認されそれぞれの手術室へ振り分けられる。私は左側10号室。
手術室に入ると沢山の人たちが私のためだけに働いていることに感動した。
車いすから自分でベッドに移動し仰向けにさせられる。
あらら、これだったら病室から歩いてきても良かったのでは?
手際よく私の体になにかを貼りつけたり揉んだりさしたり・・・
9時 手術スタート。
点滴からの麻酔、背中の麻酔 ここでふわりと気持ちが良くなり3つ目の麻酔が全身麻酔、口からです。
「じゃぁ全身麻酔します・・・」明るく言われて口元に当てられてからお花畑へ行きました。
先生の顔は見ていない。
ものの3分で起こされた感じだったけど実際は2時間半。
「終わりました~」と。ガタガタベッドごと移動される感覚、気がついたら部屋に戻っていた。
口には呼吸器が当てられ
血が滞らないように足にポンプマッサージつけられぷしゅ~~~っとされてて。
背中には麻酔がささってて、両手に点滴針とチューブ。
手術直後は体の機能がストップしていたからか寒くて寒くて仕方がなく。
真夏の8月なのに(寒い・・寒い・・)と訴えると暖かカイロを首と両手に持たせてくれてすぐに寒さは回復
うぉ~チューブだらけで身動きが取れない
覚えてないけど
手術室で脱いだ靴について何度も聞いていたらしい。
「私の~・・サンダルは?・・」
お腹の傷みは麻酔で全く感じず
おし、このまま寝ていれば回復するもんだと。
アマい。ここからだ。
お昼に終わって夕方から次の日の明け方まで。
総括するとあの日の手術後から一晩がヤマの辛さ、
以降は特に辛さは感じず今に至っています。
チューブだらけで身動きがとれない
寝返りがうてないとはこんなに辛いとは。
これが手術なのか。
辛いのはお腹を切った痛みではなかった。
だんだん熱が出てきて38度、9度・・・
麻酔でしんどくないが喉がカラカラ。
だけど水を飲むとどこかに引っかかって死んでしまうらしい。
点滴で水分を取っているから大丈夫と言うが・・
お願い お水くれーです。
うがいだけでも少しは喉の乾きが抑えられると何度かガラガラさせてもらったけど、決してごっくんしてはいけないと。
夜10時、気を紛らわすためにDVDかけてもらい アルフィー
あの映画はもうトラウマ。見てるけど見てないような。
朝まで喉がカラカラのままうつらうつら寝たり起きたりして
10分おきに時計を見ていたような。。
時間がなかなかたたない。
よーーーやく朝8時にようやく水飲ませてもらい。
昼からは食事が出てきた。(最初はお粥)
食欲がないのでパス。
そこからは もう
「じっとしててくださーい」から一転、
歩いて歩いてと。
なんじゃそりゃ、まだフラフラですがな。
だけどこれは子宮筋腫の先輩に聞いていたので覚悟はできていた。
尿道の管も取られて 自分でトイレにいってというけど。
ずっと同じ体勢だった私は、立とうとするけど体が笑えるほど動かず、おばあちゃんのようにフラフラと。。
翌日の夜から食欲も出て
お風呂(シャワー)も入れたのですっきりしました。
ここは毎日お風呂に入れて嬉しかったです。
管が1つとれ、2つとれ・・だんだん自由がきくようになり
本も読める。
復活の兆し。
3日目から続々とお見舞いに来てくれて
しゃべったり笑ったりして劇的に回復しました。
お腹を切った傷みはまだ背中の麻酔があるうちは全くない。
背中の麻酔は3日くらいはつなぎっぱなしで自動的に液が送られます。
その麻酔が取れると
今度は自分で痛み止めの薬を本人の具合に合わせて飲みます。
とんぷく という言葉を産まれて初めて聞き、おかしくて笑う。
笑うとお腹が死ぬほど痛い。
痛み止めを飲んでも痛くて死にそうになるのはこの
笑かし&咳です。
これはどうしようもない、本当に痛いです。
私にかかわった先生たちは全部で5人はいました。
おじさん部長先生の指令を受け
皆入れ替わり立ち替わりベッドにやってきて病状や傷口を見てくれる。
合間に看護師さんが血圧や熱計りに来るのでベッドでも案外対応で忙しい。
いったい先生達ががどういう役割で私に着くのかわからない。
また書くけど・・そのうち3人の女性が皆揃ってほんとに美人女医なのです。
ここで働くのに水着審査でもあるのか。
きょうび勉強できるだけでは医者にはなれないのだろう。きめ細かな対応といい・・頭の回転の速さと美人と連動しているのだと思われます。
入院が慣れて余裕が出てくると
色々疑問がわく。
私のお腹を切ったのは5人の先生のうちだれなのか。
なんせ5日目にしてまだテープとガーゼで傷跡を見ていない。
まず傷が何センチでどのように残っているのか。
抜糸の先生は若い男の先生でその時に
手術方法や私の取り出したアンキモちゃんがその後どうなったかなど、ねほりはほり聞いてみた。
抜糸は退院間際8日目に不意打ちでベッドでやられます。
聞けば縫ったのは 子宮(縦向き)お腹1(横) お腹2(横) 外の見える傷(横)
中の縫いは溶ける糸で 外の傷は寄せて縫うのでガッツリ糸付きで縫ったのだそうです。
このお腹1、お腹2は 脂肪の厚みで変わってくるのか?
なのでたとえ大爆笑してお腹が裂けたとしても一気に子宮が丸見えになることはないそうです。
その後のアンキモちゃんは検査室へ送られる。
続きは次の日記にて。
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コメント
いやぁ、私の時と条件が違うから仕方ないんやろうけど・・・・
背中の麻酔3日間も入れてもらってたのは
ラッキーですよ。
私翌日にはすべての管を取られてました
よって痛みはもっとすごかったんですよ
それと切り口・・・
縦にバッサリとやられて
閉じるのは糸ではなくホッチキスですよ
ホッチキス
脂肪の厚みでこうしたんかなぁ?ww
cicaさん こんにちはいろんな方法があるんやね、へーびっくりです。切る口はがっつり縫いとどっちが跡になるんやろ??
麻酔をすぐ取られてしまうのは・・無常ですね。
私の場合、痛み止めも飲み放題だったんですけどそれはもらえたかな?
麻酔が切れるとなると想像するに相当痛い事になったと思います。
ホッチキス!! パッチンパッチンですか
脂肪は私のほうがすごいはず・・。
麻酔無常でしょ
痛み止めは、イタイイタイって訴えて
飲み薬出してもらいました
そんなケチケチしなくてもいいのにねー
脂肪はね、MRIの画像から見ても
私の方が恐ろしく分厚く
脂肪の部分がはみだしてましたからww
まぁ、肝心なエイリアン部がみえれば
いいんだけどねー
でも脂肪の厚みがあり過ぎて
縦切りにバッサリーいかれましたよ。。。
お腹の脂肪対決
機会があれば是非