山下マヌーさんのバリ島本の新刊、
というか2006年に出た本の改正版なんですが、
マヌーという名前になった経緯をすごく知りたいんですけど
まそれはさておき、
改正版ではあのバリが2006年から2011年の内に変わった変わったと嘆きが入っています(爆)
クタやその付近の遊びどころクラブやそのあたりの事情とか
あとは、両替やその他バリで会う騙しのテクニック、交通事情とか面白おかしく。
バリ本と言えば、
お花満開のスパやお姫様待遇のホテルなど女子目線の本が多い中、こちらは割と男目線なので男性でバリに興味がある人は楽しめるかも。
一番 へ~と思ったのがこのくだり
『インドネシアの麻薬所持は通常20年の禁固刑』
日本人がおとり捜査とは知らず大麻を買ってしまって
毎年のように収監されているんだって。
しかも、捕まった親が5000万円払うからと言っても駄目だった。
劣悪な環境のバリの刑務所受刑者が全員食中毒になった、
女子、男子別々の房のはずが女性受刑者の妊娠が絶えない
とか。。
クロボカンのあそこの刑務所
あんなにこじゃれたスポットにある刑務所の中ではすごい世界がある
あそこを通る度に感慨深く眺めることでしょう。
この前 マレーシアで日本人女性が運び屋で捕まったって話がありましたが、東南アジアは特に厳しいようです。知らずに・・は通用しない。
賄賂も通用しない。
なんか・・でも。なんとなく想像ですけど
バリでそんなことがあっても日本でニュースにならないのは
ほとぼりが冷めた頃にこっそり袖の下(大金)で出所できたりするのかな?なんて。
だいたいが大麻がどこで入手できるのか
20回行っても聞いたこともない私はまだまだバリ通ではないな。
この本のネット版と言うのがHISとコラボして公開されていましたよ。
http://www.his-j.com/manou_dps/
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著者の山下マヌーさん プロフィール====
WRITER PROFILE
山下マヌー
雑誌編集者を経て旅行作家。海外旅行回数250回超。
独自の視点と感性で伝える海外体験が多くの読者から指示を得る。
「ハワイで聞いた心にひびくアロハな話」(小学館)、「1週間ハワイ」(メディアファクトリ)ほか、海外旅行に関する著作は40冊を越える。