ガムランの楽器【ガンサ】がほしくて買ってしまいました。
日本にもって帰って練習したいけど、
重いしね~幅取るしね~
半ば諦めていましたが、ガムラン仲間のお知り合いたちの
たくましい持ち帰り武勇伝を聞いたりしてたら
私もとっても欲しくなってしまって・・
普通のガンサはこんな感じ。
オーダーする時にお願いしたのは
・部屋に置くので小さいものがいい。
・練習出来るようにちゃんとした鍵盤を使って欲しい。
・音程 音階も普通の物と同じで。
・インテリアに馴染むように色は塗らないで、木の素材そのままで。
じゃ次回バリに来た時までにお願いしま~す。
と一旦帰国。
で その次回に渡バリした時・・・・
全く出来ていませんでした。
ある程度、想定内でしたが、全く?何にも?
「大丈夫、今からすぐ作って帰る時までには出来ているから」
滞在中には何度も「やってる?」って聞いて
最終日になんとか無事出来上がった。
プチ ガムラン
値段はだいたい3万円くらい。
彫刻は値段が高くなるのでなし。
部屋で叩いたら 結構響くからと
先がゴムになっているバチ(パングル)をいただきました。
「日本でもチューニングが変わらないように
オールドモデルのオールドスケール(音階)にしておいたから」
あそう・・オールドの意味がも一つわかってなかったですが
もうお任せです。
鍵盤を何度も叩いて削ってを繰り返した古い鍵盤なので
風土が変わってもチューニングが変わりにくいんだそうです。
でも見た目がちょっとね。青いのがついてるのはカビ?
これ〈激落ちくん〉や〈マジックリン〉で拭いたらだめ?
と東京の師匠に聞くと「だめ~~~」だそうです。
なんとまあ繊細な楽器。
そりゃそうですね、ガムラン調律師なんか日本にいるわけないし
もし狂ってしまったら今度は鍵盤だけまたバリにもって行くことになる。
これをカーゴで日本へ送りました。
また大変な思いをしたのですが、事情は別の日記で。