インドネシアはオリンピック放送の放送権を買っていないので衛星放送でしか見ることが出来ない、知名度や憧れは今一つだとこの前在住の人に聞きました。
強いのはバトミントンって言われているけど、バリ島はどうなのかな?
サッカーグラウンドと名の付くところはたくさんあるけど、あんな凸凹の草ぼーぼの所で本格試合なんかできるのかな?って思う。バレーボールも盛んだって聞いたけど見たことなくて。
そんな中、宿泊中のウブドのゲストハウスの人に「親戚がバレーボールの試合に出るから見に行かないか?」と誘われて「あのガンタンボーイ?行く行く~」ということになりました。
バンジャールという村チームの対抗戦で、この日はギャニアール地区NO1決定戦。ウブドの東側のゴアガジャのそば(ペジェン村)が会場でなんとスタートが夜9時から。皆それぞれ仕事とか学校があるから夜しか試合できないんだって。
応援しに行ったそのガンタン君が背が高くて筋肉隆々なのに驚いてたんだけど、会場に行くと皆同じようにがっちりしてて 「え~キン肉マンの背の高いスポーツ選手がこんなにいるんだー」って違う人種をみるかのように凝視してしまいました。
皆、普段どこにいるんだ??
観光で滞在する時に会う人ってホンの一部なんだなって思った。
試合は本格的。
スピード感があって、日本の区民対抗の、想像してたのと違う。
小さなエリアの村人選抜とは思えない。
音楽やアート、ガムランの定期公演のグループなんかも小さな村の集団なんですよね。バリの人は器用だからハマればすごいんだなと思う。強化的にやればオリンピック選手とかも出てきそうですけどね。
観客のエキサイト具合も驚きました!
夜9時なのにすごいわいていて
子供も大人も交じって大声援。
点数は電光掲示板じゃなく
昔ながらの札のやつ。ぺろっぺろってめくる人と
大音量の音楽と割れたマイクの音で大声で盛り上げる人とか。
ちょっと心配だったのは 観客席の作り
めっちゃ揺れるんです。点数が入るたびにグラグラ~~~~~。
これ、一斉にジャンプでもしたら総崩れで大事故になりかねないと思って座っていても生きた心地がしなかったです。ネットニュースに<日本人女性、バリ島の村のバレーボール会場で将棋倒し、死亡>とか想像しちゃいました。
隣の人がおいしそうになんか食べてて
これ何?って見せてもらったら、食パンにアイスクリームと甘いジャムがはさんである。昔の列車の弁当売りみたいに客席に声をかけて売ってました。
なんちゅの? すごい食べ物。
食うか?って言われたけど
・・・いらん(笑)
ビールはないよね?
ないね!
外人は私だけだったと思う。
私も乗ってきて片手あげてガッツポーズしてたら
皆が指さして笑うんです。変な外人。
いろいろ大発見な そんな一夜でした。